水辺の涼風(fēng)を取り込むパッシブデザイン

まちのクールスポットとなる水辺（キャナル）の涼風(fēng)を街區(qū)內(nèi)に取り込む街路計畫、建物配置を行っています。住戸においては、まちを流れる涼風(fēng)を建物內(nèi)に効果的に取り込むため、街區(qū)の風(fēng)況?溫?zé)幞伐撺濂飑`ションから建物まわりの風(fēng)を読み解き（東京大學(xué)生産技術(shù)研究所 大岡研究室）、風(fēng)環(huán)境のいい場所にリビングダイニングを配置。建物の外壁に沿って流れる風(fēng)を建物內(nèi)に取り込めるように、ウィンドキャッチャーの縦スベリ出し窓を設(shè)置しています。

また、夏の日差しをさえぎるために、南面の窓外に遮熱スクリーンを設(shè)置し、庭には落葉樹を植え、室內(nèi)環(huán)境を整えています。一方、冬は冷たい北西風(fēng)が街區(qū)內(nèi)に流れ込まないよう、北西の街區(qū)外周面に高垣をはりめぐらせています。

パッシブデザイン監(jiān)修は、株式會社巖村アトリエにご協(xié)力いただきました。

野鳥が飛來する環(huán)境づくり

水鳥を中心に野鳥の寶庫である越谷につくられたニュータウンに、生態(tài)系のサイクルを蘇らせる取り組みを行っています。例えば、野鳥がまちに飛來するよう、野鳥が好む昆蟲の棲家として玉石を組んだ多孔質(zhì)空間を設(shè)け、実のなる木を植栽。飛來した野鳥がひと休みできるように、庭先にはバードバスを設(shè)置しています。

街區(qū)內(nèi)の樹木は、地元の埼玉県內(nèi)で生産されたものを用い、植栽時によく根付くように十分配慮しています。

計畫地周辺の動植物の生息調(diào)査は、株式會社地球工作所にご協(xié)力いただきました。

水郷こしがやの景観を再現(xiàn)

古來、越谷の民家に見られた冬の北風(fēng)をさえぎるシラカシの高垣を、新たに大規(guī)模開発された場所に再現(xiàn)することで、地域の景観を未來に継承しています。

みわの杜公園に植えたメタセコイアは外來種ですが、市役所近くの中川沿いに多く植えられており、「水郷こしがや」の景観の象徴とするため、あえてシンボルとしてキャナル沿いに植えています。