■事業(yè)譲受の理由

　大和ハウスグループは、グローバルで事業(yè)を加速させるため、25の國と地域?51都市で地域密著型の事業(yè)を展開しています。「第7次中期経営計畫（2022年4月～2027年3月）」最終年度においては、海外事業(yè)の売上高1兆円、営業(yè)利益1,000億円を目指す中、米國では、戸建住宅事業(yè)や賃貸住宅事業(yè)、分譲マンション事業(yè)などを展開し、売上高7,300億円を計畫しています。　

　米國の戸建住宅事業(yè)においては、2017年に東海岸で戸建住宅事業(yè)を展開するスタンレー?マーチン社の子會社化を皮切りに、2020年2月には西海岸で同事業(yè)を展開するトゥルーマーク社、2021年9月には米國南部のキャッスルロック社も子會社化し、米國のスマイルゾーンを軸に事業(yè)エリアを拡大しました。2022年には、米國戸建住宅會社3社で、6,010戸の戸建住宅を供給するなど、2026年には供給戸數(shù)1萬戸まで引き上げることを計畫しています。

　そのような中、今回、當社はキャッスルロック社におけるジョーンズ社の戸建住宅事業(yè)の譲受により、米國南部での戸建住宅供給のさらなる拡大を図っていくこととしました。

■ジョーンズ社と大和ハウスグループとのシナジーについて

　ジョーンズ社は、米國南部テネシー州の首都ナッシュビルを中心に30年以上にわたって宅地開発から分譲住宅、注文住宅の販売まで一連の事業(yè)を展開する戸建住宅會社です。一次取得者向けの商品や高所得者層向けの計9商品のラインアップを持ち、戸建住宅を初めて購入されるお客さまや、買い替えのお客さまを主なターゲットにしています。

　同社の2022年の戸建住宅引渡戸數(shù)は250戸ですが、現(xiàn)在ナッシュビルエリアにおいて、約1,500區(qū)畫の戸建分譲住宅地をすでに確保しているため、今後も安定的な住宅供給が見込まれます。

　そのような中、キャッスルロック社は、テネシー州ナッシュビルを戸建住宅事業(yè)拡大の候補先として検討を進めてきたところ、今回事業(yè)承継を検討していたジョーンズ社と合意し、事業(yè)譲受契約にいたりました。

　ジョーンズ社とキャッスルロック社は、お客さま重視や市場シェアの拡大、従業(yè)員の高い定著率など、企業(yè)文化での類似性があることに加え、大和ハウスグループの資本力やキャッスルロック社の運営力等を活用することで、ジョーンズ社のさらなる成長が期待されます。

●キャッスルロック社について

　キャッスルロック社はテキサス州ヒューストンに本社を置く、戸建住宅の開発?販売などを手掛ける企業(yè)で、2004年の創(chuàng)業(yè)以來テキサス州において戸建住宅事業(yè)を拡大してきました。2021年に大和ハウスグループに入って以來、同グループの資本力を活かし、他州への進出を含めた事業(yè)拡大を行い、2023年7月にはアリゾナ州フェニックスにおいて新たに拠點を設立。すでに4カ所で戸建分譲住宅地を確保しています。

■テネシー州ナッシュビルについて

　テネシー州は、2022年の人口増加率全米第7位（※１）を誇っています。首都のナッシュビルにおいては2012年から2022年の10年間の人口増加率は19.3％（※１）で、30年以上にわたり堅調(diào)に人口が増加。若年層を中心に今後も人口増加が見込まれているとともに、ヘルスケア産業(yè)が盛んなエリアで、専門職の方やサービス業(yè)の方を中心に世帯所得の中央値も上昇しています。

　その中で、ジョーンズ社は直近12カ月のテネシー州戸建住宅引き渡し戸數(shù)ランキングで第12位（※２）です。

※1. John Burns Research and Consulting, LLC社のレポートより。

※2. CoreLogic、Strategic Insights社のレポートより。

■譲受の対象となる事業(yè)および財産

　キャッスルロック社は、ジョーンズ社の事業(yè)と事業(yè)関連資産を引き継ぎます。ジョーンズ社の経営陣ならびに全従業(yè)員はキャッスルロック社に參畫することを予定しています。

　なお、本事業(yè)譲受に伴う當社連結業(yè)績に與える影響は軽微です。

■スケジュール

　2024年1月5日（米國時間2024年1月4日）に事業(yè)譲渡契約を締結、2024年1月中に事業(yè)譲渡実行予定

■事業(yè)譲受會社

■事業(yè)譲渡會社