札打ち~米子のお地蔵様巡り~
- 更新日:2017年11月30日
- カテゴリ:周辺情報
「札打ち」とは、身內に不幸があった際、四十九日までの間7日ごとに7回
「故人があの世に行くまでお守り下さい」とお地蔵様にお願いに回る風習です。

米子市周辺のお地蔵様の周りには、札を貼る為の板が設置してあり
故人の戒名と亡くなった年齢を記入したお札が貼れるようになっています。
6回目までは白色の札を、最後7回目には赤色の札を貼ります。


最後の札は、米子市湊山公園にある「青洞寺跡」にお札を貼りに行きます。
ここは札打ち供養打ち止めの聖地とされています。

「札打ち」は伯耆西部から出雲東部地方に江戸時代から伝わる
全國的にも珍しい風習だそう。お地蔵様を巡りは、親戚や親しい人が
集まりワイワイ明るい雰囲気で行われます。悲しいながらも、故人を思いながら
元気になれる、とても良い風習だと思いました。
米子市內には沢山のお地蔵様がいらっしゃいます。一緒に白色と赤色の札が見えましたら
「札打ち」という溫かい風習があることを思い出していただけると嬉しいです。
寫真は全て別荘地より約15Km、湊山公園、米子市內にて
平成29年9月撮影

大山と日本海の真ん中
自然豊かな
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