リビングには、これも一目ぼれしたソファを置かれています。このソファが映えるよう、白系の內裝に仕上げました。

吊り戸棚があって半獨立型だったキッチンはオープンなペニンシュラ型に変更。背面には、冷蔵庫や食器棚も入れられ、半透明の引き戸で目隠しできる大容量の収納を設けました。

洋室だった一部を大型のシューズクロークに。一部は玄関から直接見えないようになっており「見せる収納」と「見せない収納」を使い分けています。

両側にあった洋室スペースを利用して、大きく広げた玄関。自転車を入れられるテラコッタタイルを張った土間スペース、大容量の土間収納やシューズクロークを実現しました。アールの壁の青いクロスやモザイクタイル、大理石調のフローリングが地中海のリゾートホテルのような雰囲気を演出しています。

浴室は、O様が一目ぼれした、丸いフォルムの浴槽のユニットバスに。浴槽の半分が壁に埋め込まれているので、見えないところに水がまわらない構造になっています。

アールのついた壁にあわせて取り付けたカウンターに洗面化粧臺を設置。クロスにあわせたミラーを探すのにも苦労されたそう。

リビングと隣接して、身支度までできる4.5畳のウォークインクローゼットを設けました。壁の小窓は、玄関のニッチ部分。窓からの光やニッチに仕込んだ燈りが空間のアクセントに。

帰宅後、上著がすぐに掛けられるクロークを玄関脇に設置。自転車用品などの片づけにも重寶しています。