埼玉県の湛水地區(qū)に指定され有効活用が難しかった、さいたま市中尾不動谷?駒前地區(qū)の土地區(qū)畫整理事業(yè)を?qū)g施。これによって、無道路の生産緑地を含む市街地農(nóng)地の整理や商業(yè)施設(shè)や住宅地の開発などが可能になり、土地の新たな価値を創(chuàng)出しました。

平成29年7月撮影

湛水地かつ無道路の生産緑地を含む市街地農(nóng)地を土地區(qū)畫整理

土地區(qū)畫整理事業(yè)の対象となったさいたま市中尾不動谷?駒前地區(qū)は、太古の昔、東京灣が奧深く入り込んだ海底でした。その後隆起して、約2萬5,000年前から人々が暮らし始めたといわれ、周囲には多くの集落遺跡や貝塚が殘されている歴史ある土地です。
そうした経緯から、中尾不動谷?駒前地區(qū)は埼玉県の湛水地に指定された軟弱地盤で、地形、地質(zhì)、および排水等の理由で、土地の有効活用が難しい無道路の生産緑地を含む市街地農(nóng)地でした。
さいたま市中尾不動谷?駒前土地區(qū)畫整理組合理事長斉藤忠治様は「ここら辺は平らなところがなく、大雨が降ると非常にジメジメしてほんとに濕地帯みたいでした」と話します。
しかし、武蔵野線の開業(yè)や區(qū)畫整理、國道463號線の整備、公園、福祉、文化、スポーツ、環(huán)境施設(shè)が次々と整備され、中尾不動谷?駒前近隣地區(qū)は風(fēng)格ある都市へと発展していきます。そして、主要地方道路さいたま?川口線の川口市方面への全線開通を機(jī)に、中尾不動谷?駒前地區(qū)の土地利用転換の機(jī)運(yùn)が急速に高まり始めたのです。
ただ、そのままの狀態(tài)では土地の有効活用が難しい狀況でした。そこで、中尾不動谷?駒前地區(qū)の地権者に聲をかけて組合を立ち上げ、土地區(qū)畫整理事業(yè)に取り組みました。
「平成14年に最初の會合を持ち、地権者の危機(jī)感から翌年には本格的に勉強(qiáng)會を始め、平成17年12月、さいたま市中尾不動谷?駒前土地區(qū)畫整理組合を設(shè)立しました。近隣の方とはこれからずっとお付き合いしていくわけですから、私が最初に思ったのは全員同意を?qū)g現(xiàn)することでした」（理事長斉藤様）

さいたま市中尾不動谷?駒前土地區(qū)畫整理組合 理事長 斉藤忠治様

平成18年に工事をスタートしたものの、中尾不動谷?駒前地區(qū)は軟弱地盤であり、水はけの悪さ、騒音などさまざまな問題がありました。

軟弱地盤ということもあって、本當(dāng)にできるのかという感じでした。谷地なので水も多いし、周りに住居もあるので影響が心配でした」（大和ハウス工業(yè) 東京本社 東京都市開発部 開発部副部長 中山文利）

民間事業(yè)者による業(yè)務(wù)代行方式で5年という短期間で區(qū)畫整理事業(yè)を完成

通常、區(qū)畫整理事業(yè)は數(shù)十年かかるのが普通で、「死ぬまでに完成が見たい」ということもよくいわれます。そこで同組合ではスピーディーに取り組むために、さいたま市の區(qū)畫整理課から説明を受けたり、區(qū)畫整理協(xié)會にも相談したりした結(jié)果、民間事業(yè)者による業(yè)務(wù)代行方式を採用し、大和ハウス工業(yè)に土地區(qū)畫整理事業(yè)の一括業(yè)務(wù)代行を依頼しました。
それは、さいたま市では事例がなく、今回が実質(zhì)第1號となる民間事業(yè)者による業(yè)務(wù)代行方式での區(qū)畫整理事業(yè)でした。大和ハウス工業(yè)には、資金調(diào)達(dá)能力、専門的な知識、経験?ノウハウ等を活用した円滑な事業(yè)推進(jìn)が期待されました。

大和ハウス工業(yè)の都市開発部の責(zé)任者である上席執(zhí)行役員都市開発部長原納浩二は、次のように述べます。
「一括業(yè)務(wù)代行方式の區(qū)畫整理事業(yè)、これが最大のメリットだと考えています。一般のゼネコンさんでは、工事は行えても、保留地を購入することができません。私どもが保留地を購入することによって、事業(yè)の収支上の安定化が図れます。そして、地主の方々の換地の有効活用に関しましても、多角的に提案ができます。商業(yè)、集合住宅、住宅、それから購入ということで、いかようにも提案できるというのが私どもの強(qiáng)みであり、地主様の最大のメリットです」

大和ハウス工業(yè)の都市開発部の責(zé)任者である上席執(zhí)行役員都市開発部長原納浩二は、次のように述べます。
「一括業(yè)務(wù)代行方式の區(qū)畫整理事業(yè)、これが最大のメリットだと考えています。一般のゼネコンさんでは、工事は行えても、保留地を購入することができません。私どもが保留地を購入することによって、事業(yè)の収支上の安定化が図れます。そして、地主の方々の換地の有効活用に関しましても、多角的に提案ができます。商業(yè)、集合住宅、住宅、それから購入ということで、いかようにも提案できるというのが私どもの強(qiáng)みであり、地主様の最大のメリットです」

「よその地區(qū)の區(qū)畫整理の人が、5年で區(qū)畫整理できたことに驚いているんですよ。また、こういう區(qū)畫整理には一人二人は必ず反対があるといわれていましたが、それがなかったことが、私は一番うれしかった」（斉藤様）

駒前地區(qū)

不動谷地區(qū)

緑地?農(nóng)地の転用?売卻が可能になり土地の有効活用を?qū)g現(xiàn)

生まれ変わったさいたま市中尾不動谷?駒前地區(qū)は、主要地方道路さいたま?川口線の川口市方面への全線開通、そして大型商業(yè)施設(shè)の誘致など、都市機(jī)能の充実により、さらなる発展が期待されています。
「土地區(qū)畫整理事業(yè)は次の世代につなげる事業(yè)で、將來、自分の子どもや孫に対して、どういう資産を受け継がせるかということを主眼に考えていましたから、本當(dāng)に區(qū)畫整理して良かったと思います。こうやってショッピングモールや住宅地などの新しい町並みができて、いろいろな人が集まってくるのを見ると、感慨深いものがあります。買物に便利なだけでなく、雇用も生まれますし、皆に喜ばれますから」（斉藤様）

「中尾不動谷?駒前地區(qū)は濕地で高低差5m以上あり、八つ頭、里芋などの生産にはいいのですが、將來的には農(nóng)業(yè)は厳しいと感じていました。入っていく道路がないため、中の土地は売るに売れませんでした。區(qū)畫整理は20～30年かかるのが當(dāng)たり前だといわれていましたが、短期間に區(qū)畫整理できて本當(dāng)に良かったと思います。相続も頭の痛い問題でしたが、土地區(qū)畫整理事業(yè)によって、それらの問題が解決できました」（監(jiān)事星野栄一様）

さいたま市中尾不動谷?駒前土地區(qū)畫整理組合 監(jiān)事 星野栄一様

「土地を相続して野菜をつくっていたのですが、最近は野菜を市場に出荷しても採算に合わなくなってきていました。千葉県や茨城県の規(guī)模の大きい農(nóng)家に対抗できなくなり、歳なのでそろそろ転換期だと考えていました。區(qū)畫整理事業(yè)が終わってから3人亡くなりましたが、すぐに土地を売ることができ相続も容易にできるようになりました」（監(jiān)事新藤昇一様）

さいたま市中尾不動谷?駒前土地區(qū)畫整理組合 監(jiān)事 新藤昇一様

このプロジェクトを統(tǒng)括した大和ハウス工業(yè)の中山は、中尾不動谷?駒前地區(qū)の土地區(qū)畫整理事業(yè)の苦労と感慨を次のように述べます。
「我々スタッフとしては組合員の皆様に喜んでいただけたというのが、非常に喜びを感じるところです。組合員の皆様の協(xié)力のもとで課題を早期解決できたのが短期間での事業(yè)の成功につながったと思います。実際に開発した住宅で暮らしている住民の方を見ると、非常に感慨深いものがあります。また、組合員様の換地についても、賃貸住宅経営やテナントなどで成功しておられる例を考えると、やはり我々も非常に良い仕事ができたのではないかと満足感で一杯です」

大和ハウス工業(yè)が実施する土地區(qū)畫整理事業(yè)は、地権者の方々に喜んでいただくことを第一と考えており、換地はもちろん、賃貸住宅経営やテナント経営のお手伝いなど、お客様の希望にお応えすることができます。それによって、地権者の皆様の次代へつなぐ土地利用に貢獻(xiàn)できると考えています。