工場(chǎng)などの建設(shè)需要が多い関東?中部?関西など、地域を限定して先行採(cǎi)用を開(kāi)始していましたが、國(guó)內(nèi)各地で熱中癥対策部材の需要が高まっていることを受けて、2024年8月より、対象地域を全國(guó)に拡大しています。また、當(dāng)初は準(zhǔn)耐火建築物(※1)の工場(chǎng)や倉(cāng)庫(kù)のみを?qū)澫螭趣筏皮い蓼筏郡⒋笮蛡}(cāng)庫(kù)など耐火建築物(※1)への設(shè)置も可能とするため、屋根30分耐火構(gòu)造認(rèn)定(※2)を2024年8月に取得しました。これまで43棟の建物に導(dǎo)入しており、採(cǎi)用棟數(shù)は年々増加しています。
　今後は、グループ會(huì)社にも展開(kāi)し、販売ルートの拡大を目指します。
※1.「耐火建築物」とは、主要構(gòu)造部（柱?梁?床?壁など）が耐火構(gòu)造であり、火災(zāi)時(shí)に一定時(shí)間構(gòu)造を保持できる建築物を指します。「準(zhǔn)耐火建築物」は、準(zhǔn)防火性能を持ち、一定の耐火時(shí)間を確保する建築物です。倉(cāng)庫(kù)においては、建築基準(zhǔn)法第27條により、3階以上の階が200㎡を超える場(chǎng)合は耐火建築物、延べ面積が1,500㎡を超える場(chǎng)合は準(zhǔn)耐火建築物以上とすることが義務(wù)付けられています。
※2. 建築基準(zhǔn)法に基づき、屋根部分が火災(zāi)発生時(shí)に30分間燃え広がらない性能を有することを認(rèn)定するもの。

２．物流施設(shè)への空調(diào)設(shè)備導(dǎo)入を支援する新システム「（仮稱）D's Cool Logi」
　近年、熱中癥対策のひとつとして、物流施設(shè)に空調(diào)設(shè)備の導(dǎo)入を希望する企業(yè)が増加しています。株式會(huì)社ニッセイ基礎(chǔ)研究所と三菱地所リアルエステート株式會(huì)社が共同で実施した「企業(yè)の物流戦略におよび物流施設(shè)利用の関するアンケート調(diào)査(2024年7月?9月)」によると、荷主企業(yè)の73％が物流施設(shè)に求める仕様として空調(diào)設(shè)備の充実を重視していると回答しています。(※3)
　このような背景を踏まえ、當(dāng)社は物流施設(shè)への空調(diào)設(shè)備の導(dǎo)入を支援するため、導(dǎo)入費(fèi)および運(yùn)用費(fèi)の概算を短時(shí)間で算出できるシミュレーションシステム「（仮稱）D's Cool Logi」を開(kāi)発し、2025年12月に運(yùn)用を開(kāi)始する予定です。従來(lái)、空調(diào)設(shè)備の導(dǎo)入にかかるコストを算出するには、設(shè)備設(shè)計(jì)図の作成や設(shè)置する空調(diào)機(jī)の臺(tái)數(shù)を把握するシミュレーションが必要であり、これらの工程には1～2週間かかっていました。本システムでは、物流施設(shè)の床面積や高さ、1時(shí)間あたりのシャッターの開(kāi)閉頻度などの情報(bào)と、空調(diào)稼働時(shí)間や設(shè)定溫度などの條件を入力すると、約10分で概算を算出することができます。算出時(shí)間を短縮することで、空調(diào)導(dǎo)入の初期検討段階で概算を提示することができ、導(dǎo)入企業(yè)様との調(diào)整を円滑に進(jìn)めることが可能となります。
※3. ニッセイ基礎(chǔ)研究所と三菱地所リアルエステートサービスによる物流に関する共同アンケート調(diào)査
　　https://www.nli-research.co.jp/files/topics/80312_ext_05_0.pdf?site=nli

　さらに、施設(shè)全體に空調(diào)を?qū)毪工毳暴`スだけではなく、必要なエリアだけに部分的に導(dǎo)入したり、スポットクーラーや大型送風(fēng)機(jī)を活用するなど、複數(shù)のパターンを比較?検討できるため、お客さまの予算やニーズに応じて最適な空調(diào)計(jì)畫を提案することができます。

　當(dāng)社は熱中癥対策に関する提案力を強(qiáng)化することで、労働災(zāi)害リスクの低減を支援します。また、従業(yè)員が働く環(huán)境の課題解決に向けた技術(shù)開(kāi)発を通じて社會(huì)に貢獻(xiàn)します。