2020年までに環(huán)境負(fù)荷「0（ゼロ）」を目指すスマートエコプロジェクト第4弾

環(huán)境配慮型オフィス「大和ハウス岐阜ビル」の実証実験を開始

當(dāng)社は、法人のお客さま向けの建築物について、2020年までに環(huán)境負(fù)荷「0（ゼロ）」（運(yùn)用時(shí)のCO₂排出量ゼロ）を目指す「Smart-Eco Project（スマートエコプロジェクト）」をスタートさせ、その第1弾としてCO₂排出量を最大約50%（※1）削減可能な環(huán)境配慮型のオフィス「D’s SMART OFFICE（ディーズ スマート オフィス）」を2011年7月より販売し、好評(píng)をいただいています。

そしてこのたび、プロジェクト第4弾として、CO₂排出量50%以上の削減（※1）を目指す実証実験を「大和ハウス岐阜ビル」で開始することになりました。CO₂排出量50%以上の削減を目指す実験は「大和ハウス愛(ài)知北ビル」でも実施していますが、今回は「D’s フレーム」や「エコボイド」の採(cǎi)用など、より「パッシブ」に力點(diǎn)を置いた実験を行います。

今回の実証実験で採(cǎi)用し、効果検証した環(huán)境配慮技術(shù)を、次世代オフィスの開発に活用していくとともに、當(dāng)事務(wù)所をショールームとしても活用していきます。

※1.1990年當(dāng)時(shí)の當(dāng)社建築物と比較した場(chǎng)合（當(dāng)社試算による）。

１．ＣＯ_２排出量を約５３％削減できる環(huán)境性能

「大和ハウス岐阜ビル」では、自然の力を活かす「パッシブコントロール」や創(chuàng)エネ?省エネを行う「アクティブコントロール」、それらを適正に制御する「スマートマネジメント」を組み合わせることにより、當(dāng)社従來(lái)建築と比較してCO₂排出量を約53%削減できます。また、建築物総合環(huán)境性能評(píng)価システム「CASBEE新築2010年版」の最高評(píng)価「Sランク」となりました。

２．多機(jī)能タイプの外裝フレーム「D’s フレーム」や吹き抜け空間「エコボイド」など、

自然の力を活かす「パッシブコントロール」

「大和ハウス岐阜ビル」では、建物の外壁や內(nèi)部に環(huán)境配慮技術(shù)を?qū)毪?、自然エネルギーを利用しながら快適性の向上を図りました。

（１）太陽(yáng)光発電パネルや壁面緑化等を設(shè)置できる多機(jī)能タイプの外裝フレーム「D’s フレーム」

「D’s フレーム」は、太陽(yáng)光発電パネルや壁面緑化(※2)等の環(huán)境アイテムを設(shè)置することができる多機(jī)能タイプの外裝フレームです。

創(chuàng)エネ、日射遮蔽等によって環(huán)境性能を高めるとともに、変化のある外裝デザインを演出します。

※2.當(dāng)社グループ會(huì)社の大和リース株式會(huì)社がフランスのカネヴァフロール社とライセンス契約したシステム。

（２）建物中央の吹き抜け空間「エコボイド」を利用したパッシブ換気、パッシブ採(cǎi)光

建物の中央に1階から屋上までの吹き抜け空間「エコボイド」を設(shè)置し、自然の力を利用しています。

①「エコボイド」（風(fēng)の道）

各階サッシに給気口、「エコボイド」頂部に排気口を設(shè)け、自然風(fēng)圧と「エコボイド」の煙突効果による「風(fēng)の道」を作りました。

②「エコボイド」（光の井戸）

「エコボイド」最頂部に天窓を設(shè)け、その上部に太陽(yáng)追尾型採(cǎi)光システム「ソラリス」(※3)を設(shè)置することで、自然光を1階まで採(cǎi)り込むことができます。

※3．株式會(huì)社菱晃の商品。光追尾センサーを裝備し、季節(jié)による太陽(yáng)の高度の変化に対応して、常に自然光を採(cǎi)り入れることができるシステム。バッテリーは太陽(yáng)電池を用いているため、電気代は不要。

３．太陽(yáng)光発電による創(chuàng)エネや高効率な設(shè)備による「アクティブコントロール」

「大和ハウス岐阜ビル」では、照明設(shè)備と空調(diào)のエネルギー消費(fèi)を削減し、環(huán)境負(fù)荷を低減できる先進(jìn)のシステムを採(cǎi)用しました。

（１）15.4kWの太陽(yáng)光発電システムを?qū)?/span>

屋上には、11.55kW、壁面には3.85kWの太陽(yáng)光発電システムを?qū)毪筏蓼筏俊?/span>

太陽(yáng)光発電システムによる年間の発電量は15,819kWh/年となり、CO₂排出量を年間約5.9t削減できます。

（２）濕度と溫度を制御する「デシカント空調(diào)」

空気から直接水分を除去?分離して、最適な溫度?濕度の空気を室內(nèi)に供給するシステム「デシカント空調(diào)」を採(cǎi)用しました。溫度と濕度を別々に制御することにより、快適な室內(nèi)環(huán)境とランニングコスト削減を?qū)g現(xiàn)します。

（３）高効率反射板「レフボ」

事務(wù)室の照明には、當(dāng)社が一般企業(yè)?官公庁向けに販売している高効率反射板「reFbo（レフボ）」を?qū)毪筏蓼筏??？爝mな照度を維持したまま、蛍光管の本數(shù)を減らすことができ、消費(fèi)電力を約45%削減できます。

４．BEMSを活用した「パッシブ」「アクティブ」を適正に制御する「スマートマネジメント」

「大和ハウス岐阜ビル」では、エネルギーを最適に制御し、「見(jiàn)える化」するBEMS(※4)を採(cǎi)用することで、オフィス內(nèi)のエネルギーを把握?制御することができ、消費(fèi)電力のムダを解消します。

※4．Building and Energy Management Systemの略で、建物の設(shè)備機(jī)器等の運(yùn)転管理によってエネルギー消費(fèi)量を計(jì)測(cè)し、エネルギーの削減を図るためのシステム。

（１）BEMSによる設(shè)備機(jī)器の自動(dòng)制御と電力使用量の「見(jiàn)える化」

事務(wù)所內(nèi)のCO₂排出量削減と節(jié)電に取り組むため、BEMSを利用したエネルギーの見(jiàn)える化を図ります。

太陽(yáng)光発電量や空調(diào)、照明の電力量、ガスや水道の使用量など、エネルギー等の使用狀況を把握するとともに、期間?フロア別に照明?空調(diào)のスケジュールをパソコンで集中制御し、消費(fèi)電力の削減を図ります。

また、1階リビングサロン前にはエネルギーモニターを設(shè)置します。太陽(yáng)光発電パネルによる発電電力と事務(wù)所內(nèi)使用電力の割合を「見(jiàn)せる化」し、環(huán)境への取組みのPRも行います。

（２）人感?晝光センサー

事務(wù)所內(nèi)に人感センサーを設(shè)置し、照明の消し忘れを防止します。また、窓から光が射す場(chǎng)所では晝光センサーを設(shè)置し、外光量に応じて照明の明るさを調(diào)整します。

５．井戸水を利用したビオトープや屋上緑化など、多種多様な環(huán)境アイテム

「大和ハウス岐阜ビル」では、生物多様性や自然環(huán)境との調(diào)和を目指し、多種多様な環(huán)境アイテムを設(shè)けました。

（１）井戸水利用のビオトープ

敷地南側(cè)には、井戸水を利用したビオトープを設(shè)置しました。緑化だけではなく、社會(huì)貢獻(xiàn)活動(dòng)として地域の小中學(xué)生を?qū)澫螭摔筏坑Q察教室や、季節(jié)に応じた植物関連のイベントも実施する予定です。

（２）屋上緑化、駐車場(chǎng)の緑化?保水性舗裝

4階テラスには、人工の軽量土を使用し、様々な樹種を植栽しました。また、駐車場(chǎng)には、緑化と保水性舗裝を施し、蒸散効果によりヒートアイランド現(xiàn)象を低減させるとともに、事務(wù)所景観の向上も図りました。

６．従業(yè)員が入居、運(yùn)用しながらの次世代オフィス実証実験

今回の実証実験は、2012年10月26日から1年間、環(huán)境配慮技術(shù)の効果検証を行います。実証実験で得られたデータをもとに、今後當(dāng)社が販売する建築物に技術(shù)を?qū)毪筏皮い蓼埂?/span>

●「Smart-Eco Project（スマートエコプロジェクト）」

●建物概要

　　　所在 地?。横繁h岐阜市藪田東2丁目1番6號(hào)

　　　敷地面積　：4,351.02㎡

　　　建築面積　：1,206.22㎡

　　　延床面積?。?span lang="EN-US">3,777.73㎡

　　　階　　數(shù)?。旱厣?span lang="EN-US">4階建

　　　高　　さ?。很幐?span lang="EN-US">15.788m（最高16.853m）

　　　構(gòu)　　造　：鉄骨造

　　　駐車施設(shè)?。浩矫骜v車場(chǎng)90臺(tái)

●岐阜支店概要

　　　営業(yè)部門　：住宅営業(yè)所、分譲住宅営業(yè)所、リフォーム営業(yè)所、集合住宅営業(yè)所

　　　　　　　　　流通店舗営業(yè)所、建築営業(yè)所

　　　人　　員　：約170名

　　　開設(shè)時(shí)期　：1963年4月　　　 名古屋支店岐阜出張所として開設(shè)

　　　　　　　　　1976年4月1日　 営業(yè)所として獨(dú)立

　　　　　　　　　1977年2月1日　 支店に昇格